多様な人材の活躍(ダイバーシティ)

ダイバーシティ



東洋合成は、会社の規模が拡大する中で全国から新しい仲間が加わり、以前よりも多様な人材構成となってきています。このようなさまざまなバックグランドをもつそれぞれの皆さんの違いを尊重して受け入れ、その「違い」を積極的に活かすことで、会社の活性化、成長性へとつなげていきます。各自の身近なところから、違いを尊重することで全社員が働きやすくなる職場を目指しています。

施策・取り組み内容

DE&I ~誰もが働きやすい職場へ

これまでダイバーシティ推進チームはダイバーシティ&インクルージョン(D&I)として活動をしてきましたが、近年、ダイバーシティ&インクルージョンという名称は、多様性を包括するために、平等(Equality)な支援だけではなく、公平(Equity)になるような様々な支援を提供していくことを表現しようと変化してきています。当社でも今後はダイバーシティ、イクイティ アンド インクルージョン(DE&I)推進として、名称を新たにし、必要な人に必要な支援をし、公平、公正な形で、誰もが働きやすい職場環境の実現を推進していきます。

人事制度の充実化

2024年2月より時間単位有給休暇制度が導入されました。半日、一日取得しなくても、少しだけ休暇を取れればという、子育てや介護等の様々な状況に対応する柔軟な働き方を推進するために導入されました。
また近年の産後パパ育休制度の導入により、当社でも男性の育児休業の取得率は約6割まで上昇しました。子育て経験シェア会では、男性育休取得者の経験や、上長の方とのコミュニケーションは大切であるとの意見があがるなど、働きやすさと働きがいを両立しやすい環境づくりに取り組んでいます。

取締役
ダイバーシティ推進担当役員
感光材事業部 事業部長
平澤 聡美
現在、各事業部での事業成長に伴い様々な投資を実施しており、社員数は著しく増加しています。各事業所の近隣での採用を積極的に行うとともに、全国各地からの採用も増加しています。この結果、さまざまな文化や背景、専門性を持った皆さんが集まるようになったことに加えて、働き方も多様になり、各職場でのダイバーシティの理解は急務です。2023年度は社員からサテライトメンバーを募集し、13名のメンバーが決まりました。新たにDE&Iとして多くの皆さんがダイバーシティについて理解をし、男性、女性、若手、シニア問わず人材の多様化に理解と尊重ができる文化の醸成と、働きやすさと働きがいを両立しやすい環境づくりに取り組んでいきます。

ダイバーシティの取組み

障がい者雇用

各事業所でも障がいのある社員が活躍していますが、野菜作りを通じてそれぞれの能力特性を活かしながら無理なく働くことができる「農園」でも、障がいのある社員が主役として活躍しております。コロナ禍の収束を待ち、2023年度にはようやく社長とダイバーシティ担当役員の農園訪問が実現し、社員自らの手ほどきで種まきや収穫を一緒に行ったり、積極的なコミュニケーションを取ったり、交流を図りました。トップ自らが農園で感じたことを伝え、今後は皆さんにも体験して実感してもらうことで、より多様性の理解を深められるような施策を展開してまいります。

育児介護・休業制度

kurumin.jpg当社では、社員の育児・介護をサポートする制度を導入しています。育児休業は、最大2歳になるまでの期間を取得できる制度としています。また、男性の育児参加を促進するため育児休業取得を推進しており、2022年度の男性育休取得率は21%となっています。今後も、より柔軟な対応を推進していきたいと考えています。

介護セミナーの開催

誰もが直面しうる介護は、表面化しづらく、一人で悩んだり、何をすればいいかかわからず不安だ、という声も多いことから、外部の講師を招いての当社初となる介護セミナーを開催しました。悩まずに相談、休職期間は方針を決めるために使うという、基本的なことから仕事との両立へのアドバイスなど経験をもとにとても貴重な話が聞けました。200名を超える多数の参加があり、大きな関心と潜在的な不安感を多くの人が抱えているということがわかりました。参加者からも、「ためになった」という声や、今後の活動の希望についての意見をいただき、さらなる活動につなげていきます。

サテライトメンバーの選出とグループ活動

2023年度は、DE&I推進チームと協力して活動を行うサテライトメンバーを募集し、13名のメンバーが決まりました。任期2年で、各事業所でのイベントサポートをいただくだけでなく、小グループを形成し、各人が取り組みたいダイバーシティのテーマで推進活動を行っています。女性活躍・子育て支援・障がい者雇用・介護支援、の4つのテーマに分かれ、やる気にあふれる各グループでの討議が行われており、推進活動がより活発化していくことを目指しています。

GLTD(団体長期障害所得補償保険)

安心して働いていただける環境づくりの一環として、万が一業務上就業が困難になった場合に所得補塡するGLTD(団体長期障害所得補償保険)を導入しています。約50%の社員が買い増しオプションを行使するなど活用いただいています。

日経WOMAN ウーマンオブザイヤー2022(後援:内閣府)
取締役 感光材事業部長の平澤聡美が理系の新ロールモデル賞を受賞

女性のキャリアとライフスタイルを支援する月刊誌「日経WOMAN」により、取締役 感光材事業部長の平澤聡美が「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2022」理系の新ロールモデル賞に選ばれ、2021年11月27日に六本木ミッドタウンで表彰式とトークセッションが行われました。

ニュースリリース
日経WOMAN ウーマンオブザイヤー2022
取締役 感光材事業部長の平澤聡美が理系の新ロールモデル賞を受賞